2018/06/02 01:30


最近、ギャング・ギャング・ダンスの名前を見ないなと思ったら、なんと7年ぶりにアルバムをリリースするらしい。

彼らはニューヨークはブルックリン出身のアーティストだが、同じ時期に活躍したMGMT(最新作『Little Dark Age』は最高に良かった)やLCDサウンドシステムは素晴らしいアルバムをリリースして確固たる地位を築いたのに対し、ギャング・ギャング・ダンスは今一つ立ち位置が分からない。

そもそも7年間何をやっていたんだろうっていう疑問を持ちつつも、レーベルから頂いたアルバム音源を聴いてみた。



一聴した感想、恐れ入った・・・。こんな音楽は聴いたことがない。

アルバム1枚を通してどこの国のものでもない、サイケデリックダンス絵巻が展開されており、曲間まで計算されているところをみると徹底的に作り上げられた事が分かる。このアルバムを作る為に年月を要したという事なら7年間のブランクにも納得がいく。

そして10月にはディアハンターとレーベル4ADのショーケースツアーで来日も決定している。このサイケデリックダンス絵巻をライブでどう再現するのか非常に楽しみである。ていうか、アルバムタイトルの『Kazuashita(カズアシタ)』って何?(yabori)