2018/06/07 19:32


ワイルド・ナッシングの新曲が今までになく、どシンプルになっていて驚いた。前作から2年ぶりに新作『Indigo』を8月にリリースするという。

BELONGで行った前作『LIFE OF PAUSE』リリース時のインタビューでは、彼の名を一躍有名にした『Nocturne』制作後に名作を生み出したゆえの葛藤があったと語ってくれた。それを反映してか『LIFE OF PAUSE』はどこか物憂げな印象があり、一番の魅力であり、原点でもあったメロディーの良さは影を潜めていた。

しかしながら今回公開された新曲「Letting Go」を聴く限り、その葛藤を乗り越えた後の開放感を感じられる仕上がりとなっている。


新曲はかつてない清涼感がありつつも、随所にサウンドへのこだわりが感じられ、“ワイルド・ナッシングらしさ”は微塵も失われていない。苦悩を乗り越えた先にどのようなヴィジョンが見えたのか?どんなアルバムになっているか今から楽しみだ。(編集長yabori)

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以前、BELONGで行った前々作『Empty Estate』のインタビューはこちら(https://goo.gl/hoZq5n)。
BELONG本誌Vol.3にもルーツと併せてインタビューを掲載。

前作『LIFE OF PAUSE』のインタビューはこちら(https://goo.gl/cbomHF)