2018/07/14 17:17
今に始まったことではないが、派手であることがリスナーから求められる昨今。
そんな時流とは関係なく以前、このブログで紹介したThe Josephsの
『Dusty Dreams』は今年の3月にリリースされた。
この作品はハッキリ言ってとても地味あるが、何回でも聴ける。
今、これを紹介したのも現に3月にリリースされたにも関わらず、今でもほぼ毎日聴いていられるからだ。
話は変わるが、この前、テレビでジャズピアニスト大西順子とプロレスラーの蝶野正洋との対談を見た。
組み合わせが異色過ぎでは・・・というのは置いておいて、
ピアニストの大西氏が言うには、完璧な演奏と言うのは無駄がないのだが、
お客さんが求めているのは派手なもので、それをやると無駄が生じるのだと言う。
なるほど。
無駄なものがあっても派手な方が好まれるというのは考えさせられる。
『Dusty Dreams』も演奏に無駄がない。
つまり最近のトレンドからは離れているのだが、シンプルゆえに一枚通して聴ける作品だ。
派手さが求められる現代においてこういうアルバムはありそうで意外と少ない。
玄人好みのアルバムであるのは間違いのだが、是非多くの方に聴いて欲しい。
そしてボーカルがギニア在住という事で、なかなか見れないであろうライブも見に行ってほしい(編集長yabori)
■Event Information
「Dusty Dreams」 Release Party
〈大阪〉
日程:2018.7.14(土)@心斎橋FootRocks&BEERS
〈東京〉
日程:2018.7.21(土)@下北沢BASEMENTBAR