2018/07/27 12:06


Twitterでもお知らせしましたが、Vol.24を入稿してきました!今号は1バンドだけで20ページに渡って特集し、インタビューだけでなく、1枚の作品を自分と副編集長の桃井の両名での合評、ツアーファイナルのライブレポートも載るという新しい試みに満ちた一冊となりました。しかも『TODAY』に収録している「Cradle」を深堀すべく、先にWebでも公開しているyukihiroさんと小林さんの対談も掲載しました。過去にWebで掲載した記事を誌面に載せるというのは初めての試みになります。

そんなチャレンジングな内容になったが、不思議なことにNOVEMBERSと関わる人たちは自分たちの限界を超えたパフォーマンスを出すことがあるように思える。

自分たちも彼らと関わる事で桃井の発案によりメンバー個別インタビューから、メンバー全員インタビューという3号連続企画を行った。今回の号も『TODAY』という作品を徹底的に掘り下げたいという思いから、自然と新しい企画が立ち上がっていった。スタッフのpikuminは音楽メディアで初めてレビューを書くというタイミングで、NOVEMBERSの全アルバムレビューを行った。先日、お会いしたNOVEMBERSのアー写やライブ写真を撮っている梅田さんは彼らの為に、新しい撮影方法を編み出したらしい。自分が知っている範囲でもそんなものなのだから、彼らと関わった人全員となると更に多いことだろう。

どうして彼らは関わる人たちのポテンシャルを自然と引き出すことができるのか。

それは彼らが毎回、毎回自分たちの限界を超えてアルバムという一つの作品を形にし続けているからだろう。そればかりではなく、毎回のライブでさえもセットリストに工夫を凝らし、前回よりも良いものを観客に見せ続けてきたからなのだろう。前回よりも良かったと毎回思わせるのは並大抵のことではないが、彼らはそれを毎回やってのけるのだ。それが何より素晴らしい。

そんな彼らの姿勢をみて、我々も刺激を受けない訳がない。そうやってNOVEMBERSに関わる全員は、自分たちの実力以上のものを毎回出すことができるのだろう。入稿を終え、改めて彼らと関われることは幸福だと思えた。(編集長yabori)